引越しのやることリスト完全版【時期別】
引越しでは役所・ライフライン・契約関係と、数十件の手続きが必要です。この記事では、引越しの2ヶ月前から引越し後までのやることを時期別に整理しました。「なぜその時期にやるのか」「忘れるとどうなるか」もあわせて解説します。
なお、あなた専用のチェックリスト生成ツールを使えば、世帯構成や車の有無などの条件から関係ない手続きを除いたリストを自動作成できます。
2ヶ月前〜1ヶ月前:費用と日程を左右する手続き
引越し費用は業者と時期で大きく変わります。特に3〜4月の繁忙期は見積もりが遅れると予約自体が取れず、料金も高騰します。また賃貸の退去予告は「1ヶ月前まで」など契約書で期間が決まっており、1日でも遅れると余分な家賃が発生します。子どもがいる場合は保育園・学校の手続きが自治体や募集時期に左右されるため、この時期の確認が必須です。
- 引越し業者の見積もり:複数社を比較。3〜4月の繁忙期は特に早めに
- 退去予告:賃貸の場合、契約書の予告期間(多くは1ヶ月前)を確認
- 保育園の転園・学校の転校手続き:子どもがいる場合は早めの相談を
- ネット回線の移転予約:工事日程は混み合うため1ヶ月前が安心
- 不用品の買取手配:売れるものは処分費用をかける前に査定へ
1ヶ月前〜2週間前:予約締切のある手続き
粗大ゴミは自治体ごとに収集予約の締切があり、「出したい日の1週間前まで」といった制約が一般的です。ゴミが残ると退去立ち合いに支障します。この時期は転出関係の準備も始まります。マイナポータルの引越しワンストップサービスを使えば、対象自治体では転出届をオンラインで済ませられます(マイナンバーカードが必要。転入届は窓口が基本です)。
- 粗大ゴミの収集予約:自治体ごとに締切あり
- 転出届の準備:引越しの14日前から提出可能
- マイナポータルの引越しワンストップ確認:対象自治体なら転出届をオンラインで
- エアコン移設工事の手配:取り外し・取り付けの日程調整が必要
2週間前〜1週間前:生活を止めない手続き
郵便の転送届(e転居)は、出し忘れると旧住所宛の郵便物が届かず、クレジットカードの更新案内や公的な通知を取りこぼす原因になります。転送期間は届出から1年間です。固定電話や新聞などの契約も、月またぎで余分な料金が発生する前に止めておきたい時期です。
- 郵便の転送届(e転居):旧住所宛の郵便物が1年間転送されます
- 固定電話の移転・新聞の解約・移転
- 梱包資材の準備:ダンボールは業者から無料提供されることも
1週間前〜当日:直前の手配と準備
ガスは開栓に立ち合いが必要なため、予約が遅れると引越し後数日間ガスが使えない事態になります。電気・水道も使用開始の連絡を忘れると、入居当日に使えない可能性があります。洗濯機の水抜きや冷蔵庫の電源抜きは前日までに済ませないと、搬出時に水漏れする恐れがあります。
- 電気・ガス・水道の停止・開始予約
- 洗濯機の水抜き・冷蔵庫の準備:前日〜当日
- ご近所挨拶品の準備
- 当日:鍵の返却、新居の初期不良チェック
引越し後2週間以内:法定期限に注意
転入届は住民基本台帳法で「住み始めてから14日以内」と定められた法定手続きです。正当な理由なく遅れると5万円以下の過料の対象になりえます。転入届は窓口での本人確認が基本で、引越し前の提出はできません。転入届と同時にマイナンバーカードの住所変更や国民健康保険の手続きも済ませると効率的です。車検証の住所変更(15日以内)も法定です。
- 転入届:住み始めてから14日以内(法定)
- マイナンバーカードの住所変更
- 国民健康保険・国民年金の届出
- 車検証の住所変更:15日以内(法定)
- 運転免許証の住所変更
引越し後1ヶ月以内:落ち着いてからの手続き
犬の登録変更は狂犬病予防法で30日以内と定められています。車庫証明は車検証の住所変更に先立って必要になる場合があります。賃貸の敷金精算は退去後に行われるため、精算書が届いたら内容を確認しましょう。
随時やっておくと安心
ここまでの手続きを自分の条件に合わせて整理したい場合は、チェックリスト生成ツールで予定日と条件を入力すると、期限順のリストが自動で作れます。
忘れがちな手続きトップ5
多くの人がうっかり忘れて、後から面倒な事態になる手続きを厳選しました。
- クレジットカードの住所変更:忘れると更新カードが旧住所に届きます。郵便転送をしていても、カード会社によっては転送不可の書留で送るため受け取れず、カードが再発行・利用停止になるケースがあります
- ネット回線の移転予約:工事予約は引越しシーズンに1ヶ月待ちになることも。入居後に予約すると、しばらく自宅でネットが使えません
- 車庫証明・車検証の住所変更:車検証の住所変更は15日以内の法定手続き。忘れたまま車検を迎えると手続きが二度手間になります
- 児童手当の住所変更:15日以内の届出が必要で、遅れると手当が一時停止することがあります。役所の手続きは転入届だけで完結しません
- 定期便・サブスクの登録住所:水・食材宅配・サプリの定期便は、変更を忘れると旧住所に商品が届き続けます。利用頻度が低いサービスほど忘れがちです
よくある質問
Q. 引越しの手続きはいつから始めるべき? 引越し業者の見積もりは2ヶ月前〜1ヶ月前から、電気・ガス・水道の手配は1週間前までには済ませるのが目安です。転出届は引越しの14日前から受け付けられます。
Q. 転入届はいつまでに出す? 住民基本台帳法により、新しい住所に住み始めてから14日以内に新住所地の市区町村窓口へ提出する必要があります。転入届は窓口での本人確認が基本で、引越し前の提出はできません。
Q. 転出届はオンラインで出せる? マイナポータルの引越しワンストップサービスを使えば、対象自治体では転出届をオンラインで提出できます。マイナンバーカードが必要です。なお転入届は窓口での手続きが基本です。
Q. 郵便物の転送はどうする? 郵便局の転居届(e転居)を出すと、旧住所宛の郵便物が1年間、新居へ無料で転送されます。オンラインで手続きできます。
Q. ライフラインの手配が間に合わなかったら? 電気は当日でも使えることが多いですが、ガスは開栓に立ち合いが必要なため、予約が遅れると数日間ガスが使えません。遅くとも1週間前までの手配を推奨します。
まとめ
手続きの数は世帯構成や車・ペットの有無で大きく変わります。チェックリスト生成ツールで自分に必要な手続きだけを期限順に並べて、漏れのない引越しにしましょう。